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2010年10月16日土曜日

西条柿不作、農家に打撃 収穫量 例年の10分の1 岡山

Yahoo!ニュース様よりそのままペタっとさせていただきます。
URL:  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101016-00000117-san-l33


県北の秋の味覚「西条柿」が、今年は過去にない不作となり、栽培農家らは肩を落としている。西条柿は渋抜きをして店頭に並んだり、お正月には欠かせない干し柿。県北では軒先にのれん掛けのようにして作る干し柿が、晩秋の風物詩となるが、今年はほとんど見られそうにない。



津山市や隣接する鏡野町は、県内最大の西条柿の産地で、約50戸の栽培農家が約20ヘクタールのほ場で生産に取り組んでいる。

津山市小田中の田中克宜さん(31)のほ場では、9月末から西条柿の収穫が始まったが、今年は新芽が出た4月に霜に遭い、ほとんどが枯れた。風通しのよ い所だけが被害を免れて残り、収穫量は例年の約10分の1という。田中さんは「父の代から始めて30年になるが、こういう不作は初めて」と頭を抱える。

JA津山の森弘光さん(31)は「4月に氷点下で、冬に逆戻りしたような日があり、ほとんどの栽培農家が打撃を受けた。猛暑の影響で玉太りも悪く、例年 なら収穫量は60トンぐらいにはなるが、今年は6トン。極端な品薄でも消費者のことを考えると高値にも限度がある。赤字覚悟ですよ」といい、今後は県南や 福山市などの出荷回数を少なくするという。

今年は猛暑が農作物などの実りに大きく影響しているが、春の異常気象が秋の味覚に大きな打撃を及ぼしたといえ、西条柿の栽培農家は深刻な状態を迎えている。

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