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2010年12月31日金曜日

異常気象と新潟明訓ベスト8 篠田新潟市長が1年回顧

 新潟市の篠田昭市長は21日、今年最後の定例会見を開き、この1年を振り返った。自らの3選を決めた市長選には触れず、市民生活に影響を与えた異常気象、市民に明るい話題を提供した夏の甲子園での新潟明訓高校の活躍などをあげた後、来年に向け「天候が落ち着いた穏やかな年であってほしい」と結んだ。

 新潟市内にも大きな爪跡を残した年初の大雪について「市内では考えられない地吹雪で、五百数十台に迷惑をかけた。申し訳なく思っている」と陳謝。その上で、今冬の雪対策について「しっかり対応していく。市民にも協力をいただきたい」と述べ、各区社会福祉協議会に設置する「大雪ボランティアセンター」などへの協力を呼びかけた。

 さらに、「夏の記録的な猛暑、秋以降には竜巻もあった」と述べ、市民の暮らしにも影響を与えた異常気象を振り返った。

 明るい話題として、開催市の市長として万全の準備を重ねてきたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の食料安全保障担当大臣会合の成功をあげ、長年誘致してきた中国総領事館の開設も「ロシア、韓国を加え北東アジアの主要3カ国の領事館がそろい、大きな意味がある」と喜んだ。だが、悪化する日中関係の中で、中国総領事館側が求めた万代小学校跡地売却が市民の反発で凍結されるなど、来年以降に課題解決が持ち越されている。

 このほか、夏の甲子園ベスト8入りした新潟明訓高校、「市民の夢だった」というプロ野球オールスター戦の開催、アルビレックス新潟の矢野貴章選手のワールドカップ出場をあげ、「スポーツ関係で明るさをいただいた」と感謝した。

http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/niigata/101221/ngt1012211256001-n1.htm

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